職業のランキング

高収入の職業、弁護士の年間収入

 

収入のいい職業につきたいならば、
弁護士がいいという人は多いようです。
厚生労働省が弁護士の収入について調べたところ、
平均的な弁護士は1カ月に55.3万円、
1年に801.2万円の収入があるという結果が出ました。

 

弁護士になるには、
一定の資格を持っており弁護士名簿に名を連ねる人です。
民事、刑事、企業法務、臨床法務、予防法務、戦略法務など
法律全般における専門家のことです。
弁護士は自身の弁護士事務所を設立したり、
弁護士事務所に所属することで収入を得ます。
裁判弁護を引き受け、着手金や成功報酬、
弁護費用などが弁護士の収入になっています。

 

日本国以外の弁護士資格を取得すると国際弁護士となります。
案件も多くなり、さらに多くの収入を得られる職業となります。
日本では、これから先において司法試験の合格者を増やそうとしています。
特に弁護士の人口は急激なペースで増加しています。
弁護士になっても法律事務所、企業、官庁等に採用してもらえない
という弁護士の就職難時代がやってくるとも言われています。

 

弁護士になれば高収入が得られると思ったものの、
実際は収入のあてがないという人もいるかもしれません。
近い将来の弁護士の需要を検討した場合でも、
社会的に弁護士の存在が求められるようなシチュエーションにはなりにくいようです。
将来的にも収入が確約されている職業なのか、
考えてみることも大事なのかもしれません。

人気職業ランキング


ランキングを見ると、近年では変動要素の少ない職業が人気です。
公務員や大企業への採用を望む人が多いのは、
仕事を失う心配が少ないところを探しているためでしょう。
仕事を探しやすくするためにと、
理系の学部が大学ランキングで目立っているようです。

バブル時代と比べて文系離れが目立っており、
男性の場合は理系を希望する人が大勢いるようです。
就職で文系の学部であることを
武器にすることは簡単ではないとされていますが、
ランキングに入っている仕事では英語の力を活用するものが結構あります。

グランドホステスという職業が、
学生達の間の職業ランキングでは上位に入ってきています。
職業の名前自体は馴染みが少ないかもしれませんが、
国際空港のカウンターで見かける人です。
飛行機の搭乗案内アナウンスや、
チケット発券業務などを取り扱っています。
グランドホステスは、女性にとって憧れの職業であり、
なりたい人は多いようです。

特に空港関係の仕事はいつの時代も憧れの的で、
人気ランキングでも常にベスト10に入る職業の一つです。
視力や身長などさまざま制約があるパイロットやフライトアテンダントは、
限られた人材しか採用されない厳しさがあります。
グランドホステスは、
身長や視力に制限はなく英語力を生かせた仕事でもあります。
大学で英語の勉強をしてきた女子の好む職業のランキングでは、
このような仕事が注目されています。

あこがれの職業、宇宙飛行士の収入

 

あこがれの職業というと
必ず上げられるのが宇宙飛行士ですが、
収入はどのくらい貰っているのでしょうか。

 

将来は宇宙飛行士になりたいという夢を抱き続け、
そして夢を現実のものとして宇宙飛行士になった日本人として、
山崎直子さんがいます。
日本人として最後のスペースシャトル搭乗者であり、
女性としては日本で2人目となります。
山崎さんは日本ではじめてのお母さん宇宙飛行士としても
注目を集めたのは記憶に新しいところです。

 

夫である大地さんは、
直子さんが宇宙飛行士という憧れの職業につけるように、
惜しまず協力をしたのだといいます。
大地さんは専業主夫となり、
外で働く直子さんのために
子育てを含め家のことを全てやっているそうですから、
収入は直子さんが稼ぐ分がメインということになります。

 

日本人が宇宙飛行士を目指すには、
まずは宇宙航空研究開発機構というところの
職員にならなければなりません。
2年間アメリカのNASAで訓練を行い、
宇宙飛行士として認定されます。

 

2年間の収入は、
宇宙航空研究開発機構から給料として支払われるそうです。
30歳の段階で月収は30万円程度、賞与年2回を加算して、
年収は750万円ほどが平均です。

 

同じく宇宙飛行士の野口さんは、
年収1,000万円ほどだろうとされています。
憧れの職業につき
年間収入が750万円もらえるとなるとうらやましく思えます。
命の危険や訓練で危険な任務を行うのも宇宙飛行士です。
30歳の宇宙飛行士が750万円の収入を得るという点について、
安いと高いか人によって感じ方が違いそうです。

 

しかし、宇宙飛行士になるためには倍率300倍の狭き門です。
短くても9年以上はかかりますので、
職業に合う収入といえるかもしれないでしょう。